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2025年12月17日 (水)

ウクライナを守る枠組みが誕生間近

S-147s

ウクライナが求めてきたNATO並の安全保障の枠組みができつつあります。


「アメリカや欧州諸国、ウクライナの代表団は15日、ドイツ・ベルリンで、ウクライナでの戦争終結に向けた協議を行った。アメリカは協議後、北大西洋条約機構(NATO)の条約に相当する安全の保証をウクライナに提供する用意があると表明した。
米当局者は、この「非常に強力な」保証は、NATO条約の第5条をモデルにしたものだと説明。ロシア側がこれに同意することを期待していると述べた。第5条では、加盟国に対する武力攻撃は全加盟国への攻撃と見なし、防衛に協力すると定めている」
(BBC2025年12月16日)
アメリカ、ウクライナに「強力な」安全の保証を提供する意向示す 領土問題は解決せず - BBCニュース

「NATO並」という苦しい表現なのは、NATO加盟に反対している米国と一部のヨーロッパの国があるからです。


NATOへの加盟は、ヨーロッパの自由と平和の価値を共有する国にとって大切な一歩で、以下の条件が揃わねばなりません。

①民主主義の原則。 政治体制が民主主義であること。
②少数民族の公正な扱い。
③市場経済の確立。
④平和的解決。 国際紛争を平和的に解決する能力。
③軍事貢献。 NATOの集団防衛に貢献できる軍事力。
④文民統制。 軍隊が文民の民主的な統制下にあること。

ヨーロッパが、ロシアにすり寄る米国の機嫌を害さないように、慎重にまとめた結果です。
表向きは「ウクライナがNATO加盟を断念する」と言わせつつ、実態は「NATO第5条」に準じるような枠組をつくろうというのですから大変でした。
ともかくトランプが、ウクライナに領土は割譲しろ、NATOには入れん、さっさとドンバスを明け渡せですから、話にならない。
こと外交に関しては、バイデンのほうがよほどましな大統領でした。

ヨーロッパとウクライナとしては、最大の支援国であることはまちがいないのですから、表向きはヘーヘー仰せのとおりにいたしやす、と言いつつ、しっかり今回のような代替案で補填しているというわけです。


 

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コメント

いつもありがとうございます。

和平成立となれば色々良いことが起こりそうですね。
ChartParkの原油相場も、和平期待で開戦前の55ドルに下落、
とのことで、今回の本気度が伺えます。

しかしそれだけに、ロシアは和平成立すると破産するので、
蹴るのではないかと危惧します。

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