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2026年1月29日 (木)

習近平「ひとり独裁」の完成か

S2-008

多摩っこさんからコメントを頂戴しました。
「26日の朝に劉振立が率いる82軍が中南海地域を封鎖し習近平や側近を探している」という情報についてですが、だと非常に面白い展開になるのですが、たぶんこれがソースでしょうか。

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たぶん元タネはInconvenient TruthsというSNSです。

「1. 張有侠事件の基本判断。 この事件は、普通の組織の取り扱いや懲戒調査ではありませんでした。
II. 軍は非常に緊張している。習近平は内部の反乱に備えている。繰り返しキーワード:習近平は反乱を防いでいる。
北京地域では、この件に関連してすでに5,000人以上が拘束されています。
張有霞は軍内部に広範なコネクションを持ち、体系的な影響力を持っています。
習近平は軍の反乱を引き起こすことを恐れ、軍の家族施設に住む劇場司令官や職員の移動や移動に厳しい制限を課している。
この事件に関連して、中堅および高レベルの幹部間の連携に対する警戒が強化されています。
一部の司令部は、上級将校の通信機器を一時的に中央集権的に管理していました。
張有侠の逮捕作戦は他の場所ではなく北京地域内で行われた。
その過程は平和的ではありませんでした。実質的な武力衝突は確かに存在しました。
習近平はすでに景西ホテルを先に出ており、現在の所在は不明のままです。
張有霞本人は景西ホテルの紛争現場にはいなかった。これは外部から主張されるような通常の手続きではなく、高リスクの内部強制行為でした。張友霞も一部の主張のように会議中や中央軍事委員会の建物で逮捕されたわけではない。
III. 習近平と軍は長らく相互信頼を欠いてきた 一つの評価:習近平は軍の真の支配権を握ったことがない。
彼の権威は主に威信よりも粛清と恐怖に基づいています。
習近平の個人的能力と軍内での正当性の認識は限られている。
私的な場では、習近平の軍事的背景や軍事能力の欠如を疑問視する議論がなされている。習近平の長年の粛清はむしろ不安を強めている。
現在の状況は、極度の相互不信のもとで爆発し、その後強制的な支配が続くものです。これはすでに歴史的な極端な個人支配者たちの後期段階に見られる特徴に似ています」
XユーザーのInconvenient Truths — Jennifer Zeng Reportsさん:  X

残念ですが、BBCなども含めてこれといった情報はありません。
なにか追加情報があればアップします。

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 Jennifer Zeng Reports

さて、習近平はなにをしたいのでしょうか。
元朝日の北京特派員だった峯村健司氏がこんな暗い読みをしていたことがあります。

「いま中国は社会主義現代化計画、というのをしていまして。2035年までにすばらしい国をつくるんだ、と習近平氏が言っている。そのとおりにいったらアメリカも余裕で抜いてナンバーワンの国になると。日本は10位以下に落ちている、となると中国の影響下に入らないといけなくなるかな、と思っていましたけど(略)
(その2035年には習は)82歳になります。じつは毛沢東が亡くなった年齢なんですね。2035年って突然、習近平氏が言い出した。これまで『目標は2049年』と言っていたんです。中国ができて100年なので、これはわかりやすい。なぜ2035年かと中国共産党の幹部に聞いたら『簡単だ。毛沢東が亡くなった歳だから、そのときまでに習近平氏は自分の国をつくる』と。『それまで続けるつもり?』と聞いたら『もちろんそうだ』という答えが返ってきました」
(文化放送2024年12月12日)
「アメリカの傘が破れかけている」日本の安全保障のリスクは高まる?

そして2027年には、つまり来年ですが、習近平氏の3期目の任期が終わるわけですが、ここまでに習は権力の集中を完了しておきたいのではないかと思います。
この「2027年」というのがキイワードで、それまでに「台湾を解放するのだ」というのが、CIAなどの米国情報機関の共通の見方です。
そのためには軍を完全掌握せねばならないのは常識です。

ところで中国においては「軍」は一般の民主主義国家とは違った意味を持っています。
それは人民解放軍という名称どおりこれは国軍ではなく、中国共産党の「私兵」なのです。


「共産主義の中国で建国の父とされる毛沢東が「政権は銃口から生まれる」と言ったのは、よく知られている。
毛は1949年に中華人民共和国を建国すると、人民解放軍(PLA)を統制するのは国家ではなく党であることを徹底させた。以来、中国共産党の指導者が、中央軍事委員会(CMC)の主席を兼務している。
習は即座にCMC主席に就任した点で、前総書記の胡錦濤よりも幸運だった。すぐに軍内の反対勢力の排除に乗り出したゃ」
(BBC2022年10月17日)
【解説】 習近平氏の絶対性、どうやって自ら作り出したのか - BBCニュース

しかも習近平は共産党の軍隊」をさらに純化して「習の軍隊」にしようとしています。
習近平体制になるまでは、中国は集団指導体制でした。
胡錦濤政権まではその集団指導のルールは厳密に守られており、最高指導部の常務委員会メンバー9人もしくは7人はそれぞれの職務を持っていました。
例えば警察担当とか、経済担当などとのが全部分かれており、その中でトップの常務委員が責任を持ってやっていたわけです。
そしてこの常務委員は、お互いの業務に干渉しないという暗黙のルールがあって、越権行為は許されていませんでした。
しかしこのルールを習近平は破ったのです。

習は総書記となり権力を取るや、すぐに軍内の反対勢力の排除に乗り出しました。

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郭伯雄 徐才厚晋升上将军衔仪式1999 09 29


「最も衝撃的だったのは、2014年と2015年に、元共産党中央軍事委員会(CMC)副主席の徐才厚と元PLA上将の郭伯雄が汚職で訴追されたことだ。
「おのが振り下ろされたとき、二人はすでに引退していた。だが、習が彼らを狙い撃ちにしたことで、中国元指導者の江沢民のPLAに残っていた影響力が低下した」。米国防総省が資金を出す米国防総合大学のシニアフェロー、ジョエル・ウスノウは、そう話す。
「そして、習の支配に抵抗する者は危害を免れないという強力なシグナルを、現役将校たちに送った」
習は2015年、軍の抜本的な構造改革も進めた。参謀、政治、後勤(兵たん)、装備の「4総部」を廃止。15の小さな機関に置き換えた。
この新体制により、CMCは軍の各部門に直接命令できるようになった。財務監査官までもが現在、CMCの直接的な指揮下に置かれていると、ウスノウは付け加える」
(BBC前掲)

徐才厚と郭伯雄を粛清することで江沢民の軍への影響力は抹殺されました。
そして次なるステップは治安機関の掌握です。

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中国当局、周永康氏らの資産900億元超差し押さえ=関係筋 | ロイター


「銃口を確保した後は、ナイフ(国内の治安組織)を完全に統制することが重要になる。
習政権の誕生から2年後、当局は「虎」と呼ばれた元公安部長の周永康を汚職で逮捕したと明らかにした。周は、習のライバルで「太子党」だった薄熙来と密接な関係にあった。
この捜査は、最も強力な意思決定機関である政治局常務委員会のメンバーは刑事罰の対象にはならないという暗黙のルールを打ち砕き、政治的衝撃を与えた」
(BBC前掲)

また習は、北京、上海、重慶などの主要都市の党書記など、地域の重要なポストにも彼に忠誠を誓う人たちを起用しました。

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北京による軍トップの粛清 安定性に疑問符 専門家の見解 | 張又侠 | 劉振立 | 習近平 | 大紀元 エポックタイムズ

そしてその仕上げが張又侠と劉振立・軍統合参謀部参謀長ふたりの粛清です。
これですべての軍事委員が粛清され、習近平は完全に中国のすべてを掌握したことになります。
もはやこの男を排除するには暗殺かクーデター以外にないということになります。

 

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コメント

続報が入らないのでデマなのかな、笑
本当だったら面白いんですがね。
独裁者は孤独ですね。
わざわざ記事にしていただいて申し訳ございません。

不動産バブル崩壊、EVの過剰生産、相次ぐ外資の撤退など経済ズタボロ。
最先端だという半導体、中国は図面を引けても日本からの材料や製造装置がなければ何も出来ないことも分かりました。
これらは、強力な対中カードです。
頼みの綱のレアアース、これも微妙なことになってきています。
日本に対し強い態度でいられるのはいつまでなんでしょうか?
習近平体制が続く限り、経済の崩壊は進みます。もう立て直すこともできないかもしれない。
日本はとばっちりを食わないよう距離を置くことですね。

イギリスのスターマー首相と習近平が北京で会談したというニュースが入りました。
習近平は健在ということです。

イギリスは中国に近づいてしまって大丈夫なのでしょうか?

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