また始める気かね、政治とカネ
また始める気かね、ああ、もううんざり。
また週刊誌ネタで国会がもめています。
ホント週刊文春がないと野党ができないんですからしゃもない。
文春がさもしいことは衆知のことですが、いいかげんイエローペーパーが政治を動かせるというゴーマンは止めたほうがいい。
中革連はこういう週刊誌体質が国民に嫌悪されて大敗したんでしょうが、死ぬまで文春片手に踊っていたいようです。
死ぬまでやってろといいたいですが、そうはいきません。
国際環境は日を追うごとに緊迫し、イランがいつチュドンとなるか見当もつかない、そうなったらオイルロードは閉鎖されるかもしれない、トラ親方は新手の関税を発動し世界経済を揺さぶり続け、習近平は飽くなき日本バッシングを強めるばかり、日本経済は長期のデフレから立ち直ったばかり、国民生活はまだトンネルの先が見えていない、そんな中で週刊誌ネタですか。
「参院は25日午前の本会議で高市首相の施政方針演説に対する代表質問を行った。首相は衆院選で当選した自民党議員315人に当選祝い名目で1人あたり約3万円のカタログギフトを贈ったことを明らかにした。
立憲民主党の田名部幹事長の質問に答えた。首相は「大変厳しい選挙を経て当選したことへのねぎらいの気持ちも込めて寄付した」と説明した。自身が代表を務める自民党奈良県第2選挙区支部から議員個人への寄付だったとして「法令上も問題はない」との認識を示した。」
(読売2026年2月25日 )
高市首相、当選祝いのカタログギフト「ねぎらいの気持ち」「法令上も問題ない」と説明…1人約3万円を315人に : 読売新聞
今回のカタログはなにが問題なんでしょうか。
最大のポイントは政党交付金が使われたかどうか、に尽きます。
これについて政治資金規正法第21条2項と3項はこう述べています。
(公職の候補者の政治活動に関する寄附の禁止)
第二十一条の二 何人も、公職の候補者の政治活動(選挙運動を除く。)に関して寄附(金銭等によるものに限るものとし、政治団体に対するものを除く。)をしてはならない。
(寄附の総額の制限)
第二十一条の三 政党及び政治資金団体に対してされる政治活動に関する寄附は、各年中において、次の各号の区分に応じ、当該各号に掲げる額を超えることができない。
一 個人のする寄附
二千万円
(以下略)
政治資金規正法 | e-Gov 法令検索
ここで政治資金規正法第21条の2が言っているのは、金銭等による寄附は原則禁止だが、物品による寄附は認められる場合があるということです。
物品まで禁じちゃうと、当選したので蘭を贈ったらアウトになっちゃいますからね。
あくまでも「候補者の政治活動への寄付」だけなのです。
首相のカタログギフト配布、自民は予算審議の影響懸念 野党批判も追及は… - 産経ニュース
ではカタログギフトは金銭なのか、物品なのでしょうか?
カタログもらって金券ショップに駆け込めば割り引いてカネにならなくはないが、たかだか3万相当ではまずやらないはずです。
カタログギフトは商品に交換してナンボの物品なのですよ。
しかもこれは政府のカネを使ってやったのではなく、自民党奈良第2選挙区支部が支出しています。
つまり自民党のカネを使って、支部長たる高市氏が同じ自民党に贈ったギフトだということです。
そのとおりのことを高市氏は答弁しています。
「①選挙のねぎらいの気持ちを込めて自身が支部長を務める奈良県第2選挙区支部から品物を寄付した。
②数回に分けて夕食会を開催してほしいとの要望もあったが、多忙のため品物にした③今回の支出に政党交付金は一切使用しない-とのことである」
(産経2月26日)
産経ニュース
阿比留さんは「これ以上どんな説明がいるのか」と言っていますが、同感。
完全に合法、かつ当選のねぎらいとして3万という常識的範囲で贈っただけのことです。
どう騒ぎようがあるのか、常識を疑います。
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まずギフトカタログだから使わなければそれまでなわけで「合計九百ウン十万」なんて計算してもしょうがないでしょうに。
石破の商品券配布を思い出して、ただなんとなく「印象が悪い気がする」というだけの話。
細かいことにケチつける、なら奈良支部への献金を原資にしてるのに総理大臣名義なのはどうか?くらいかな。全くもって騒ぐようなことではありません。特に「予算編成を急ぎたい」「十分な議論の時間が欲しい」って時に国会でやることではない!
投稿: 山形 | 2026年2月26日 (木) 06時01分
今回の高市氏の行動に対して不注意だと指摘する向きもあります。いわゆる「李下に冠を正さず」という奴ですが、果たしてそうでしょうか。高市さんはその当たりも十分承知をしての振る舞いだと思いますけどね。
一方で少々深読みがしすぎと思えるのが高市総理による撒き餌説。巧妙にまいた餌にダボハゼのように食いつく奴を一掃しようという。さすがにここまで来ると陰謀論のレベルですけどね。
中道の泉さんはこの件に「乗るな」と言ったそうですが、賢明な判断だと思います。一方、小川代表は突っ込みたい気持ちが満々のようで、またぞろ国会でこの件を持ち出したら、いよいよ中道の終わりの始まりを迎えそう。個人的にはどのようなオガジュン構文が紡がれるのか楽しみではありますが。
それにしても文藝春秋はどうしたんでしょうか。最早バックに某かの組織と繋がってるのかと疑いたくなります。
投稿: 右翼も左翼も大嫌い | 2026年2月26日 (木) 07時17分