消費税12%増税デマ
終盤戦に入って選挙戦もあと今日を入れて4日という時点で、いちばんコワイのは失言と流言飛語です。
一発の実現が空気を変えます。しかも時間がないために修正がされないまつ流布してしまいます。
テーマとしては、いちばん効くのはなんといっても増税問題でしょう。
と思っていたら、でました。こういう形でSNSに拡散しています。
国民民主党候補
「政府の中で消費税を12%に上げるという話があると聞いたが実際どうなんですか?」
「全くその話は候補者の皆さんは聞いていないんですか?」
自民党候補
「(話が)来てないわけではありません」
「税率は総選挙の”後”に決めます」
Xユーザーのアホばか政治観察記さんX
この部分だけ読むと選挙後に12%に消費増税を上げると読めてしまいます。
実はこのようなやりとりから切り取られています。長いですが、発言をはっきりさせるため前後もそのまま引用します。
「須山氏は番組中盤で、「目の前にある大きな課題」として物価高騰と給料が上がらないことを挙げ、国民民主党が掲げる「消費税を一律5%引き下げ」の正当性を主張。その上で、黒崎氏にこう質問を投げかけた。
「自民党さんも、食料品の消費税をゼロにということを仰っています。それを2年間限定でして、しかも、今日どこかの記事で見たんですけれども。その後に消費税を10%から12%に上げるということが、いま政府のなかで議論されてるということを見たんですけど、実際にこれどうなんですか?ということと、そんなことをしてたら本当におかしいなと思っちゃいますけど、どうですか?」
すると黒崎氏は「2年間は時限的な措置なんですね。なぜかと言うと、その後、『給付付き税額控除』というものを仕組みとして作っていこうとしてます」と言及し、こう続けた。
「その仕組みができるまでの間に、皆さんの暮らし、物価高、子育て支援なんかを進めていくときに、1番手っ取り早いのが減税ということなので。それを組み合わせていきながら、手取りを増やしていくというのが自民党の政策なので」
「部分的な話なので、先を見据えて、それも含めて高市政権が今回の政権選択選挙、皆さんにご信用いただくことで、高市総理3カ月しかやっていません。ただ、その後やってくのが、いま仰られたような制度の本格的な改革。そこを是非、進めさせていただくために選挙をやってますので。どうか皆さん、高市政権に対して、ご信頼をいただきたいと、推進力をいただきたいと思います」
低中所得層をカバーする所得税減税と給付を組み合わせた「給付付き税額控除」の方針を力説した黒崎氏だが、“消費税12%”に対する回答はなかった。
須山氏は「さっきお答えいただかなかったんですけど」と前置きし、「(消費税を)12%に上げてくっていう話も、それは『給付付き税額控除』があるから、それも止むなしっていうことなのか、それとも全くその話は、候補者の皆さんにはきてないってことなんですか?」と質問を重ねた。
「ただ私たちは、いま現場で、それこそ全体の議論ではなくて、やっぱりこの中野・杉並の皆さんと何をすべきか、どういう税率ですべきかっていうところを、当然、この総選挙の後に高市政権のなかでしっかり揉んでいきます」
また、「『日本列島を強く、豊かに』という風に言ってる以上、いまのような議論が一人歩きしちゃいけないです」と諌め、「そこは党として、将来のビジョンをしっかり明確に示していく。そのなかで、いまのお話も解決できるものだと思います」とも語っていた。
しかし須山氏は、「民意を問うっていうんだったら、初めから出して、“12%にしますよ”ってことまで言って、それを皆さんにお示しするのが一番大事なのかなと、ちょっと思いました」と疑問を呈していた。
また黒崎氏が「公式的には、そういう発言はないはずなので、あくまでもマスコミの報道レベルなのか、それとも噂レベルなのか、そこは私たちは認識していません」と述べると、須山氏は「でも、聞いてるんですよね?」とツッコミを入れていた」
(女性自身2026年2月2日)
《消費税12%案が浮上?》東京27区・自民候補者 国民民主候補者が引き出した「回答」にネット衝撃 | 女性自身
この須山という議員はタチ悪いね。
自民党の新人議員は、「公式的には、そういう発言はないはずなので、あくまでもマスコミの報道レベルなのか、それとも噂レベルなのか、そこは私たちは認識していません」と行っているのに、おっかぶせて「でも、聞いてるんですよね?」とツッコミを入れています。
オレのほうが政府内の情報はつかんでいるんだぜとマウントしているわけですが、ソースは出所不明のヨタ記事を流すフリージャーナリストの情報が元ネタのようです。
ここで須山氏(国民民主)が言い出した「政府内で12%の消費増税が検討されている」という情報自体がデマです。
ジャーナリストの新田哲史氏が明解に否定しています。
「消費税12%とか真偽不明な情報、国民民主の人がReHacQでぶっ込んで拡散したわけ?出所はどこぞのフリーのジャーナリストが経済メディアで書いていたアレ?(しかも取材源がぼかしすぎて不明に不明)。これ自民党は本当に画策してないなら、高市さんの動画で明確に否定した方がいいよ」
Xユーザーの新田 哲史さん X
自民の有村政調会長と維新の藤田共同代表も直ちにありえないと全否定しています。
Xユーザーの有村治子(自由民主党総務会長・参議院議員・全国比例)さん: X
つまり政府としては議論のテーブルにも出ていないまったくのガセ情報を下に、議論馴れしていない自民の新人候補をなぶったわけです。
ああ、せこい。
ただし、゛今の政府-自民の陣容は税調まで含めて全部いれかわりましたが、前の石破時代にはあったかもしれません。
今回も高市氏の足をひっぱりたいのか、ゲル氏はこんなことを演説しているようです。
「終盤戦に差し掛かった衆院選で、自民党の石破茂前首相は旧知の側近たちの応援に奔走している。ただ、自民が公約で2年間の食料品の消費税ゼロを掲げる中、応援演説では「人口が減る中、減税ばかりしていたら日本経済はどうなる」と持論を展開する場面も。本来は大物弁士の一人だが、高市早苗首相(自民総裁)との距離もあり、応援要請は親しい自民候補からに限られているようだ」
(産経2月3日)
石破前首相、側近議員中心に応援 「減税ばかりでは日本どうなる」持論も - 産経ニュース
ゲルさんよ、党の方針と違うこと選挙戦の真っ最中に演説すんなよ。
執行部、この男を処分しなさい。
たしかに石破-宮沢ラインで増税案はあったかもね。
石破は失脚し、宮沢税調も首になりました。かくして増税ラインは否定され、逆に給付付き税額控除が制度として動く2年後まで期限付きで消費税は減税する方針に切り替わったのです。
これについて経済学者の田中秀臣氏はこう述べています。
「消費税減税は、即効性のある需要刺激策として機能しつつ、給付付き税額控除は所得比例で逆進性をほぼ完全に解消できる。これこそがサナエノミクスの本質だ。一時的な財政拡張で高圧経済へのレジーム転換を誘発し、構造的な再分配へスムーズに移行する。企業は超過需要の下で投資を加速させ、賃金の上昇が物価を上回る好循環が生まれる。国民は実質賃金の増加と社会保障の持続可能性を同時に手に入れる」
(田中秀臣 産経2月1日)
与野党の経済政策比較「サナエノミクスの優位性」「中道ファンド活用の無責任」 田中秀臣 - 産経ニュース 。
今の高市政権では消費増税など議論もされていない、これで決まりです。
国民民主さん、あんたの所くらいはまともな野党だと思っていましたががっかりさせるなよ。
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この須山という人、維新を石もて追われた足立康史氏の秘書だった人でなんか筋が悪そうではあります。(足立さん八方破れで結構好きだったんですけどね)。国民民主も案外伸び悩んでるんで焦りがあるんでしょうか。
オールドメディアも高市批判に余念が無いようで、「外為特会で運用がホクホク・・・」というのも典型的な切り抜きで、全文を読めば何ら問題にされる話では無いんですが、最早手段は選ばないという感じです。
投稿: 右翼も左翼も大嫌い | 2026年2月 4日 (水) 06時55分