• 20260418-033958
  • 20260417-045359
  • 20260417-045817
  • 20260415-040641
  • 20260415-041424
  • 20260414-035200
  • 20260414-041527
  • 20260413-010245
  • 20260413-012543
  • S90d-011

« イラン、ハメネイの息子を「最高指導者」に選出 | トップページ | リスク管理の失敗・1ミリシーベルト »

2026年3月11日 (水)

復興を遅らせた1ミリシーベルト除染という愚行

S-114_20250503010101

3.11が近づくと必ずテレビに登場するのは黒シートをかぶされた除染土です。
そしてメディアは、お約束で「復興はまだ遠い」と嘆いてみせます。

「除染土」とは、福島第一原発事故で放出された放射性物質を取り除くと称して行われた「除染」作業によって発生した土を指します。
汚染された表土を削り取って除去したもので、除染土は、以下の方法で管理されています。
 保管場所には2種類あり、「中間貯蔵施設」は 福島県大熊町と双葉町にある中間貯蔵施設で一時的に保管されています。
2025年8月末時点で約1413万立方メートルがすでに搬入されています。
また「一時保管施設」は、 福島県外の岩手、宮城、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉の7県でも、約33万立方メートルの除染土が約29000か所に一時保管されています。

ではこの除染の基準はどこに置かれているのでしょうか。
それが1ミリシーベルトです。福島事故当時の民主党政権は、除染作業によって年間追加被ばく線量を1ミリシーベルト以下にすることを目指す目標を設定しました。
本来、この数値は放射線防護措置の効果的な目安にすぎず、「これ以上被ばくすると健康被害が生じる」という限度や「安全」と「危険」の境界を示すものではありませんでした。

しかし現実には、汚染地区の表土をひたすら剥ぐ除染作業こそが、周辺住民の年間追加被ばく線量が1ミリシーベルト以下となる作業だと見なされ、帰還が大幅に遅れ、さらには大量の「除染土」の処分問題を派生させてしまいました。
1ミリシーベルト除染は過剰な除染活動であり、避難民に故郷への帰還をあきらめさせ、避難地域を著しく荒廃させました。

ではなぜ、「1ミリシーベルト」なのでしょうか。
これは民主党政権時に定めた規制値でした。
この背景には、当時世間を覆っていた放射能への過剰反応による、「1ベクレルでも低線量被曝して多臓器疾患を起こす」「事故前はゼロだったんだからゼロに戻せ」というような脱原発派の「民意」がありました。 
これにおびえたのが当時の民主党政権でした。民主党政府は、事故収束に失敗しただけではなく、情報を隠匿したり、朝令暮改の発表をしたあげくリスクコミュニケーションに失敗しました。

その結果、国民にいらぬ動揺を与えてしまい、生み出されたのが「ゼロベクレル主義」と私が呼んでいる過剰に放射能の被害を恐怖する心身症でした。
首都圏を中心としてあらゆる地域に子供を持つ若い母親たちのサークルができます。

シーベルトは、外部被曝や内部被曝で実際に人体が影響を受ける放射線量を表す単位として、「1時間あたり1ミリシーベルト」のような形で用います。
ベクレルは本来持っている放射線量の量であることに対して、シーベルトはそれかどれだけ人体に影響のあるのかを示した数値を表しています。
「1ミリシーベルト」は1シーベルトの1000分の1です。 

(長くなりすぎたので、半分をあすに回します)

« イラン、ハメネイの息子を「最高指導者」に選出 | トップページ | リスク管理の失敗・1ミリシーベルト »

コメント

人体には誰でも一人4000ベクレル程度の放射性同位元素があります。犬でも猫でも体重に応じた放射性物質があります。 この辺りからも学校で教えていないのはなんでかなと思います。そして空からも地面からもつねに放射線が出ている。 こんな当たり前のことを知らない人が多いので僅かなフェイクにも惑わされるんです。

>脱原発派の「民意」< 結局東北地方の震災復興を遅らせた元凶は所謂「放射脳」と称される、言わば脱原発カルト信者達ですね。彼らは「原発を無くす為ならどんな嘘やデマも許される」と本気で信じているとしか思えず、当時は被災地に風評被害を齎すデマを飛ばしまくり、中には被災者に対する差別発言を平気で吐くメディアもありましたね。そういう奴らが他人事みたいに「復興は未だ」と抜かす様を見ると吐き気がします。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« イラン、ハメネイの息子を「最高指導者」に選出 | トップページ | リスク管理の失敗・1ミリシーベルト »