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2026年5月 8日 (金)

フィリピン、準同盟国となる

S2-026

「物品役務相互提供協定」は、日本の自衛隊と相手国の軍隊のあいだで、軍事活動に必要な物品やサービスをお互いに融通し合うためのルールを定めた協定です。
英語では Acquisition and Cross‑Servicing Agreement (ACSA )と呼ばれます。
この協定を締結していないと、その都度条約を作って締結せねばならなかったのですが、これがあればいつでも相互に軍隊を派遣することが可能となります。
日本は米国やオーストラリア、イギリス、インド、イタリア、オランダ、フィリピンなど、価値観や安全保障上の協力関係が深い国々と ACSA を締結しています。

これにより、共同訓練や有事・災害時の連携をスムーズにし、日本は同盟国や同志国から支援活動を受けることが可能で、また逆に相手国に対してスムーズな支援をを絶えることが可能となりました。

一方円滑化協定は、英語名を Reciprocal Access Agreement(RAA) と呼ばれ、「一方の国の部隊が他方の国を訪れて共同訓練などを行うときの手続きや法的地位などを定める協定」です。

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  • 円滑化協定(RAA)
  • 相手国に部隊が入るときの出入国手続き
  • 航空機や艦艇のアクセス方法
  • 装備品や物資の持ち込み・税制上の扱い
  • 武器の携帯や輸送に関する取り決め
  • 部隊の構成員が事件・事故を起こした場合の刑事裁判権の扱い
  • 環境や住民の安全への配慮に関する規定
  • 協定の運用を話し合う合同委員会の設置など

要するに、相手国で自国軍が活動するときに「どの国の法律をどう適用するか」「どう出入りし、何を免除するか」といった細かいルールをあらかじめ決め、訓練や協力をスムーズに行うための枠組みです。

かくしてこれにてフィリピンは事実上の「同盟国」(準同盟国)となりました。
そしてそれに合わせて、日本は海上戦力が貧弱なフィリピンに対して大きなプレゼントをしました。
退役する「あぶくま」型護衛艦を供与するという太腹です。

「小泉防衛相は5日、フィリピンを訪問し、首都マニラでギルベルト・テオドロ国防相と会談した。海上自衛隊の中古護衛艦の輸出に向けた作業部会を設置し、具体的な協議に入ることで合意した。地域の平和と安定に向け、海洋安全保障分野での協力を拡大する。会談後に発表した共同声明では、中国を名指しし、日本周辺や南シナ海での威圧的な活動への「深刻な懸念」を明記した。
中古護衛艦の輸出が実現すれば、日本政府が4月21日に防衛装備移転3原則と運用指針を改定後、初のケースとなる見込みだ。装備品の輸出品目を救難・輸送・警戒・監視・掃海に限る「5類型」を撤廃し、殺傷能力がある護衛艦の輸出が原則可能となった」
(読売5月5日)
日フィリピン防衛相会談、中古護衛艦の輸出協議入りで合意…防衛装備移転3原則の改定後初 : 読売新聞

これで日本とフィリピンは共同の運用を加速し、中国への盾が何重にもなったというわけです。
このような取り組みが早くなされていたなら南シナ海がみすみす中国の支配下になることはなかったでしょうし、台湾有事においても極めてこころ強い味方を得ることができました。
公明党をデトックスした効用はここにも現れています。

 

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コメント

バリカタ!?
博多のラーメン屋かと。ラーメン県の地元でも博多や熊本の常設店はすぐ撤退したりで、長く続いてるのは今は一軒だけですね。

DEあぶくま級はずっと北の海で使われて老朽化してますから、延命作業で相当なコストが掛かると思います。それと運用指導と訓練でかなり時間もかかりますね。実戦化まで3年以上かな。補用部品とかの確保と供給体制も大変でしょう。

一方でオーストラリアに続きニュージーランドも老朽フリゲートの更新にFFMもがみ級が候補に上がってるそうですけど···正直、今の統廃合が進んだ日本の造船能力では不足しかねませんね。
日本ですらネームシップのもがみと二番艦くまのには主に予算都合で昨年まで米国製のVLSとSea-RAMが無い状態でしたから。
元くまの乗員によると···VLS設置場所はただの空洞で、Sea-RAMはデカい台座のみ。使える兵装は5インチ主砲と短魚雷だけだったそうです。

今こそとばかりに「憲法9条を死守」とか「戦争が出来る国にするな」とか声が上がってますが、実際に国防を考えたら日本だけでは出来ないわけで。。
要は「どういう条件で、どこまで武力行使が許されるのか?」という線をハッキリと引いて示すしかないと思います。スタンドオフミサイルの運用規定も同じです。まあ、国際的には曖昧にしておきたい所ですけどね。。。

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