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2026年7月21日 (火)

辺野古転覆事故捜査はなぜこうも遅れているのか

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辺野古転覆事故がどうしてこんなに時間がたってもめだった展開がないのでしょうか。
遺族の武石氏は「刑事罰に問われる範囲が、私が想像しているよりも遥かに狭い範囲にとどまってしまうのではないか 」と書いておられます。

愕然とする指摘です。

この「研修旅行」を学校行事として催し、生徒をあの辺野古に引率した当事者であるはずの学校法人、校長、あるいは引率教師は被疑者として取り調べすら受けていない、つまりハナから善意の第三者扱いということです。
したがって、防犯カメラ映像には事故後になってようやくあわてふためいて救急車に駆けつけるひとりの教師の姿が記録されていますが、引率教師は2名いながら1名は名ばかり、残る1名も抗議船の出発時には立ち会ってさえいなかったという業務上の過失、ないしは怠慢は問われることはなさそうです。

その理由は

「・海難事故の捜査は、陸上での交通事故等と違い、送検までに時間がかかる
・海上保安庁が担当する捜査は、海上とその周辺に範囲が限定されがちである
・警察が並行して捜査することはない
・船長を含む反対協議会は被疑者として捜査対象にはなっているはず
現時点で、学校法人、校長、教員は、いずれも被疑者として扱われていない
・旅行会社についても、学校と同様
特に、学校に対する家宅捜索などが未だなされていないことからすると、現時点で、学校関係者が被疑者として捜査の対象になっていないことは間違いなさそうです」
(辺野古ボート転覆事故遺族メモ 6月23日太字原文)
刑事責任|辺野古ボート転覆事故遺族メモ

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抗議船転覆と同志社国際生徒死亡の火種「なぜ生徒操縦」実態追う(9/43ページ) - zakⅡ

この遅滞はこの転覆事故が難しい位置にころがってしまったからです。
陸上で起きたことなら警察の管轄下にあるために業務上過失致死として学校法人や教師まで捜査の範囲内でしょうが、この事故は純然と海難事故として扱われるために海保の管轄となります。
したがって警察は動いていません。

海上保安庁は国土交通省の属し、「海の警察+消防」のような役割を持ち、海上保安官は刑事訴訟法上の司法警察職員として捜査権・逮捕権を持っています。
しかしそれは海上にのみに制限されています。

一方、警察の所管は内閣総理大臣の下の国家公安委員会と警察庁、現場は都道府県警察で、「陸上」で起きた犯罪や事故を取り扱います。
ちなみに県警に対して県知事は強い影響力を持っています。
知事に逆らうと県警は予算から絞りあげられて動きがとれなくなるそうで、自ずと県知事の意向を忖度する体質が生まれるそうです。
12年の長きに渡った「反戦知事」の下におかれた沖縄県警の腰の重さがわかろうというものです。

それはさておき、今回の辺野古事故は海上のボートの転覆事故として処理されますから、県警には動く余地がありません。
ですから、海保は亡くなった船長、生存しているもうひとりの船長、その運営主体のヘリ基地反対協議会にまでは捜査の手をのばしますが、そこまでです。
反対協議会は海上運送法違反、登録義務違反として軽い罰金刑、船長は死亡につき却下といった軽度の処罰で済ます可能性もありえます。
そしてもうひとつの主犯格である学校法人、校長、教員まで調べる権限はない以上、初めから捜査対象にすらなっていません。

ですから、武石氏がこのように憤る学校の不誠実な態度、今回の事故時の虚偽、怠慢、そして教育基本法違反などは刑事案件にならないことになります。

「複数年にわたって積み重ねられた学校のいい加減な対応や怠慢。
一部教員が危険を認識しつつも、共有や改善が行われなかった。
違法な抗議活動を行う船長に生徒だけを乗せ、引率教員は乗船すらしなかった。
結果、船は転覆し、知華は未来が奪われた。
事故は何度も防ぐ機会があったのに、学校は何も行わなかった。
そうした学校側の責任は、転覆させた船長と同等に重いのではないでしょうか。それなのに、誰も何の罪にも問われることなく終わるなど、あって良いものかと思うのです」
(辺野古ボート転覆事故遺族メモ前掲)

この不条理を支えているのはメディアです。
かれらはほとんどまったくといっていいほど辺野古事故を報ぜず、まるで臭いものに蓋をしています。
このような空気を変えるには国民世論を盛り上げていくのが大道です。
そして武石氏にはぜひ民事訴訟をすることをお勧めします。
民事には海保も警察の境界もありませんから。

責任から逃れられたと胸をなで下ろしている者たちを法廷に引き出して、事実を語らせねばなりません。

 

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コメント

『反戦無罪』ということにしたいんだと思いますわ。反戦は全てに優先する、そんな左巻き連中の固定観念(もう宗教理念ですわ)があって、どこの組織にも左巻きは多く存在するんで、こうもコトが進まない。

彼らはいちおう建前上はリベラルなんで、こんな女子高生個人が自分の意志と関係ないところで命を落としたら、彼女の自由の存在にかけて、それを亡きものにした組織に対して戦うのが本来なんですが、いかんせん彼らは似非リベラルでただ自分ファ-ストなエゴイストに過ぎないので、いつものように無残で醜悪な姿をさらけ出してしまいましたわ。もちろん、彼ら自身は全然そうと思ってませんけど、エゴイストなもんで。

彼女のまだ浮かばれない魂を思うと、今度の事件は全国の青少年のために良い社会勉強としないといけませんわ。普段、反戦なんて高尚なコトを唱えてる連中なんて信じちゃいけない、ヘタすると殺されてしまうよと。

 まさに今の法的盲点を突いた加害者、そしてオールドメディアのまるでク〇を隠すような事故への対応ぶりは下衆の極みそのモノです。何が「命どう宝」でしょうか。残された手段はブログ主の言われる通り民事訴訟しかないかもしれませんが、そこに一筋の光明を見出したいものです。

いつも楽しみに拝読・拝見しております。
「責任から逃れられたと胸をなで下ろしている者たちを法廷に引き出して、事実を語らせねばなりません。」本当にその通りですね。海と陸の縄張り違いのおかげで、加害者が善意の第三者になるなど許されることではないと思います。
上場企業の不祥事の際の第三者委員会では、例えばサンリオ社の場合、横領事件の発覚が4月、第三者委員会設置が5月初めで5月末には調査結果が出て公表しています。辺野古事件は事故発生が3月、特別委員会の設置は同志社が5月下旬で調査中、沖縄県は7月中旬にやっと特別調査委員会を設置したところです。両者ともマスメディアが報道しないのを前提に、時間を稼いで事件の風化を狙っているようにしか見えません。
ここ数年メディアが報道しなくても、一個人がXやnoteなどのSNSを通じて情報発信して、賛同の輪を広めることで社会を動かすことができるようになっています。私も証拠隠滅されない程度の早期に「武石氏にはぜひ民事訴訟をすることをお勧め」したいと思います。

>アホンダラ1号様 「普段反戦なんて高尚な事を唱えてる連中を信じちゃいけません」仰る通りですね。何せ「平和だと 言ってる癖に 火炎瓶」な連中ですから。しかも名指しされた訳でも無いのに勝手にそう思い込んで、川柳を詠んだ教授を訴えた学生がいた位ですから、彼らの非寛容振りが伺えます。そんな連中が暴走した末路が「九条ナイフマン」なのでまさに「君子危うきに近寄らず」ですね。

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