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2026年9月26日 (土)

習近平訪米

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習近平が訪米して、トラ親方が大歓迎をしたとメディア騒いでおります。
なんでもアンドリュース基地までトラ親方がおで迎え、こんなことをしたのはオバマが法王を迎えて以来11年ぶりなんですってさ。
習は法王並待遇なんでしょうかね、トランプさん。

「習氏を乗せた中国国際航空の航空機は、米メリーランド州に現地時間23日午後5時39分に到着した。リムジン2台が到着し、儀仗隊が航空機まで行進してレッドカーペットの両側に整列した。
習氏と彭夫人はタラップを降りると、トランプ大統領夫妻と握手した。短く言葉を交わした後、並んでレッドカーペットを歩き、写真撮影に応じた。
軍楽隊が米国歌を演奏する中、B1爆撃機2機が上空を飛行した。超音速飛行が可能なB1は、米軍の主要な戦力の一つ」
(BBC2026年9月24日)
習氏が米到着、トランプ氏自ら出迎える厚遇 台湾問題や貿易戦争の「休戦」延長など協議へ - BBCニュース

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「想定の範囲内」米中首脳会談に日本政府冷静 トランプ氏の「同盟国」発言には異論も - 産経ニュース

レッドカーペットが敷かれた上を習近平・彭麗媛夫妻がトランプと静々と歩き、儀仗隊がブンチャカ、頭上にはB-1爆撃機。
あれ、トランプが訪中した時は習は姿を見せずに韓正・国家副主席だったんじゃなかったっけ。
外交は等価でやらないと、トランプさん、みくびられますよ。
中国という国はことのほか上下関係にナーバスな国ですからね。これで習は米国おそるに足らずと思ったかもね。
トランプにとってはビジネスマンが競合大企業のCEOを出迎えるビジネスと割り切っているのかもしれませんが、今のイラン戦争の苦衷を横目で見ている習は内心ニマニマしたでしょうな。

ちょっと前の5月、トランプが訪中した時に、習はこんなことをのたもうています。

「億万長者も足を運んだ今回の会談。冒頭、習氏はこんな言葉を口にした。
 「中国と米国は『トゥキディデスの罠』を克服し、大国関係の新たなパラダイムを構築できるだろうか」
 「米中関係という巨大な船の針路を定め、かじ取りをしていく用意がある」
 「トゥキディデスの罠」は「新興国が覇権国の地位を脅かそうとしたときに暴力的な衝突が起こる」という考え方のこと。米国の国際政治学者のグレアム・アリソン氏が考えた造語だ。古代ギリシャの時代、台頭してきた都市国家アテネが軍事都市国家スパルタに挑んだ「ペロポネソス戦争」があり、歴史家のトゥキディデスが考察したことにちなんでいる」
(東京2026年5月23日)
習近平氏が口にした「トゥキディデスの罠」…それは何を意味する? 米中「協調」の今後と日本の生き残り策:東京新聞デジタル

トゥキディデスの罠っていう概念は米国の政治学者のグレアム・アリソンが言い出したものですが、要するに古手の大国は新興大国の勃興を許さず必ず潰す、という意味です。
つまり米国は中国の勃興を快くおもわずに潰しにかかるということです。
今回の訪米で習が強調したいのは、そんな心配しないで、世界を米中2国でうまく治めていきましょうやという呼びかけです。
それを習は訪米前にこう述べています。

「中国も米国も偉大な国であり、中国人民も米国国民も偉大な国民である。中米両国民は長年にわたり友好的な交流を続けており、双方の利益は深く結びついている。両国は敵対関係ではなくパートナーとなるべきであり、中華民族の偉大な復興とMAGA(アメリカを再び偉大にする)という目標は、全く矛盾することなく、互いに成就し合い、世界に恩恵をもたらすことができる。
トランプ大統領が今年5月に中国を訪問した際、我々は米中間の建設的な戦略的安定関係を構築し、将来の米中関係の発展に向けた戦略的指針を示すことで合意した。米中双方は互いに歩み寄り、協力を主軸とし、競争は節度を保ち、意見の相違は管理可能で、平和が期待できる安定した関係の形成を推進し、新時代における米中という二つの大国が正しく共存する道を切り開くべきである。
世界は発展し、時代は変化しているが、米中両国が平和的に共存するという歴史的論理は変わっておらず、両国国民が友好的な交流を望む善意も変わっておらず、国際社会が米中両国に抱く普遍的な期待も変わっていない」

露骨なまでのG2体制への呼びかけで、チャイナ・ライジングとアメリカグレートアゲインは同じだといっています。
トランプはその気ムンムンですよ。彼はG7なんていうヨーロッパ中心のこうるさい連中とは手を切って、ボス同士のやりとりでなんでも決められるG2のほうが体質的に合っているんです。

第一、市場規模がけたちがいだしな、どんどんチャイナ市場をアメリカ商品を売りたい、共産国だからナンだっていうんだい、人権無視、知るかそんなことあちらの内政だろ。
とまぁぶっちゃけそんな男ですよ、トランプは。
こっちの自由主義陣営に捕まえておかないと、いつのまにかアッチと手を握りあってしまいしねない危険性を持っています。
その意味で、高市さんはうまくつきあっていると思います。
日米安保をしっかりと握りしめている限り、トランプは勝手にG2にふらふらと飛んでいけないのですから。

米国が中国に屈したとか、米中G2体制になったなんてあわてる必要はありません。
こういうあわて方をすると、次は「ほれ見ろ、高市は頭越しで米中は和解したぞ、早く北京に謝ってこい」なんてノイズになっちゃいますからね、ご注意。
何も決まっていませんから。
共同声明は出されず、共同会見も開かれずですから、大きな合意はなしということです。

 

 

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コメント

 オールドメディアのシナチス、もとい中国age報道とは裏腹に、習近平の訪米は中国にとって何ら得る所の無いモノだったのでは。パンダと引き換えに得るモノなど何もなかったとしか言いようがありません。トランプ大統領の発言は中国に対するリップサービスみたいなもので、本気で同盟国と思ってるなら、何故共同記者会見を開かなかったのでしょう。オールドメディアはその辺をスルーして必死にキンペーヨイショ報道をするのがマイナスな意味で健気ですね。そのキンペーは日米分断をしたくてたまらなくて、トランプの前で「日本軍国主義ガー!」と火病りだしました。属国の十八番の「告げ口外交」を宗主国がするなんぞ落ちぶれたもんです。
 全く自国の利益を導けなかった習金平の訪米、オールドメディアはどんだけ厚化粧報道すれば気が済むのやら。

法王並みの待遇といいつつ
トランプが習近平歓迎の晩餐会で流した曲
① 鄧麗君「月亮代表我的心」(台湾)
② レミゼ「One Day More」(革命前夜)
③ 「歌声と微笑」(胡錦濤時代)
表では「平和の乾杯」、裏では台湾・革命・前指導者という皮肉たっぷりに習近平も苦笑い。

ホントは仲良く貿易したいんですわ、米中とも。両国はそれぞれ経済的に窮地に陥っていて、米国はド借金のために10年国債金利が5%を超えてきたし、中国は不動産バブル崩壊のデフレ入口の不況で特に若者の失業率が20%ほどもあるらしい。古典経済学ですでにハッキリしてるのは、貿易を拡大して切磋琢磨すればお互いの長所で短所を補完して、経済はより回る。けど、両超大国の権力構造が、「じゃ、よろしく」とは言えない。

民主主義といっても選挙で実際に投票するのは過半数を占める世俗すぎる一般国民で、彼らは「競争はイヤだ、オレ賢くないもんよ、より貧しくなるじゃん、それよりオレは貧乏なんだからもっとカネよこせ」だし、共産党独裁といっても党の指導者は全知全能どころか世襲の無能でメンツのカタマリなんで、彼らは「競争はイヤだ、オレ賢くないもんよ、既得権で食えなくなるじゃん、それよりオレは党でエライんだからもっとカネよこせ」

私の目には両超大国の首脳とも、超大国同士で(雑魚の国相手ではムリ)貿易を拡大しなくちゃ窮地を脱出できないのは重々承知してて、それで話し合いをしないといけないんだけど、双方とも国内の大多数がそれを望んでいなくて、「ヨシ!オレたち二人で決めた!米中はガンガン貿易するぞ」なんて決められない、そんな自国民多数を敵にすることをしたら、いくら権力者だって失脚してしまう。

で、これから長い時間をかけて、ゴニョゴニョゴニョゴニョと互いの国内に向けて、「とにかく、貿易拡大することが最善なんだ、国が破綻してもいいのか?」と、説得するんじゃないかと。台湾攻めるも守るも…となるのは、とりあえずカネ儲けしてから後のことだと思いますわ。もちろん、ディール失敗して破綻寸前になったら、ヤブレカブレでどーなるか知りませんけど。

いつもありがとうございます。

オールドメディアや掲示板の書き込みは騒々しいですが、いくらトランプがアレだからといって、バブル崩壊で沈み行く泥舟に乗るなんて200%ありえないですね。

アメリカ側からのニュースなので確かか分かりませんが、中国はイラン支援を止めるのだといいます。
真偽や実効性は分かりませんが、ロシア、イラン、フーシを疑心暗鬼にさせると思います。
明日朝のWTIで明らかになります。

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