• 20261012-025517
  • 20261010-011343
  • 20261008-041521
  • 20261007-055750
  • 20261006-021648
  • 20261006-024429
  • 20261005-025023
  • 20261005-030045
  • 20261003-010816
  • 20261002-025343

« 日曜写真館 ゆらゆらと回想のぼるまんじゅしゃげ | トップページ | まるで米中同盟が成ったようなさわぎです »

2026年9月28日 (月)

大山鳴動パンダ2匹

S-013_20260503004901

まぁこう書くだろうなと思っていたらやっぱりねでした。
時事通信の米中首脳会談記事です。
見出しからして「米中は第2次大戦の「同盟国」 会談文書明記、日米離間懸念も 米発表」ですから、行間から「さぁ高市、お前がつっぱっていても頭越しに米国はチャイナと手をにぎったぞ、さぁたいへんだ、早く謝罪しろ」というメディアの声が聞こえてきますね。
なんでも使えるものは高市ディスりに利用するという意欲マンマンです。

「【ワシントン時事】米ホワイトハウスは25日、米中首脳会談の合意内容などに関するファクトシートを発表した。
 「米中首脳は、米国と中国が第2次大戦での同盟国であり、戦争に勝利するために共に戦ったことを思い起こした」と記した。
 トランプ大統領は24日、ホワイトハウスで行った中国の習近平国家主席の歓迎式典でも、米中が「同盟国」として共に戦ったと述べ、波紋を広げていた。政府文書に同様の主張を記したことで、懸念がさらに深まるのは必至だ」
(時事9月26日)
米中は第2次大戦の「同盟国」 会談文書明記、日米離間懸念も 米発表(時事通信) - Yahoo!ニュース

20260928-020419

時事通信

ハッキリ言っておきます。悪質な誘導報道です。
ホワイトハウスHPのファクトシートを覗いてみましょう。
ファクトシート:ドナルド・J・トランプ大統領が歴史的な国賓訪問を主催しながら、中国との公正かつ相互的な関係を推進 – ホワイトハウス

「アメリカ人のための成果:
アメリカ人のための成果: 今週、ドナルド・J・トランプ大統領とメラニア・トランプ夫人は、中華人民共和国の習近平国家主席と彭麗媛夫人を相互国賓訪問の際に迎えました。訪問中、トランプ大統領は米中関係を推進し、アメリカ国民を最優先に考えました。
アメリカは中国による致死性薬物の分類を歓迎しました。米国はまた、中国による2種類のフェンタニル前駆体化学物質に対する新たな輸出規制に注目し、これらおよび他の物質や化学物質の恒久的な管理を強く推奨し、北米における危険な麻薬テロリストへの違法前駆体の流入を抑える助けとしました。
2026年8月、米国の法執行機関からの情報を受けて、中国は北米の違法薬物製造者に前駆体化学物質の製造・配布を行ったとして21人の中国人を逮捕しました。アメリカは、該当する場合は死刑を含む最大刑を強く推奨しました。
トランプ大統領は習近平国家主席に対し、世界の供給安定のために精製石油製品の生産を増やすよう促しました。
アメリカは、中国がアトランタ動物園にリースした2頭のジャイアントパンダの到着を歓迎します」

なんのない、こたぁトランプが習に言ったのは、致死性麻薬のフェタニールを取り締まって出すなよということと、石油製品をもっと輸出しなよということ、そしてパンダを歓迎するというていどのことです。
なんだこれだけですか。あれだけ仰々しいウェルカム式典やって大山鳴動パンダ2匹、というわけです。


いちおう国際問題についてもふれていますが、こちらはチャイナがこう言った、米国がこう言ったが並列されていますからご注意。
つまり、たぶん会談で習とトランプが言ったことを、そのまま書いているだけで、「合意した」とは書けないので「思いだした」なんて外交文学でまぎらわしています。

「アメリカ人にとって世界をより安全にする:トランプ大統領と習近平主席は、世界中の企業や消費者の信頼を高めるために平和と繁栄の促進について話し合いました。両国は、尊重、公正、相互性を基盤とした戦略的安定の建設的な関係構築に合意しました。
両国はG20およびAPECのホスト国として互いを支援し合い、両首脳は互いのサミットに出席する意向を示しています。
両首脳はロシア、北朝鮮、イランを含む継続的な世界的懸念について議論しました。彼らは、イランが核兵器を持つことは決してできず、いかなる国や機関も国際水路に通行料を課すことを許してはならないと合意しました。
両指導者は、アメリカと中国が第二次世界大戦で同盟国であり、戦争に勝利するために共に戦ったことを思い出しました。
第二次世界大戦以降、アメリカの前線軍事的存在は自由で開かれたインド太平洋を維持し、世代を超えたアメリカの繁栄に貢献してきました。
大統領は、米国、ロシア、中国間の三国間軍備管理交渉を提唱しました。
両首脳は、適用される新興技術を「人工知能」ではなく「スーパーインテリジェンス」という用語で表現することに合意しました。
両国は、SIに関連するリスクと利益について意見交換を行うために、米中超インテリジェンス(SI)対話を設立しました。次回の交換は2026年11月までに行われます。米国と中国はまた、SI事件のための二国間コミュニケーションチャンネルの設置にも合意しました」(太字引用者)

G20およびAPECのホスト国になったらお互いに顔をだしましょうね、イランには核もたせないようにしましょうね、AIじゃなくてSIと呼ぶことにしましょうね、というどーでもいいことばかりです。
トランプの天敵CNNは、イランに対して中国は最近の米情報機関の複数の分析によれば、中国系組織が提供した衛星画像や地理空間データが、イランによるホルムズ海峡の船舶への脅威や中東の米軍基地への精密攻撃を支えたとみているといます。
さもありなん、中東の米軍基地はかなりやられたのは事実で、それが精密すぎるのです。
衛星情報がなければできないことで、イラン情報なんぞ保有していませんから、どの国これを渡したんだといえば、やはりチャイナだったようです。
つまりイランに陰で手を貸しているのは他ならぬ中国なのです。
それをいまさら「核保有に反対することで合意」もないもんです。白々しい。

とまぁ、こういう中身のない会談でした。
そのなかで習はひたすら台湾に手をだすなと言い続けましたが、最後までトランプはうなずかなかったようです。
高市首相とトランプは米中会談の前の22日にニューヨークで会談しており、米中会談の直後にも電話しています。電話向こうからかかってきたのだとか。
おそらく高市さんは、会談台湾問題などで過度な譲歩をしないようトランプにクギを刺したはずで、会談後には安心してねというようです。

こういう文脈でみると、「アメリカと中国が第二次世界大戦で同盟国であり、戦争に勝利するために共に戦ったことを思い出した。第二次世界大戦以降、アメリカの前線軍事的存在は自由で開かれたインド太平洋を維持し、世代を超えたアメリカの繁栄に貢献してきた」という一文は両国の言ったことを並列しただけだとわかるはずです。
ま、そもそも米国と共に連合軍だった時の「中国」って中華民国、つまりは台湾なんですがね。




 

« 日曜写真館 ゆらゆらと回想のぼるまんじゅしゃげ | トップページ | まるで米中同盟が成ったようなさわぎです »

コメント

 米中首脳会談で「日本は蚊帳の外だった」みたいな事を喧伝してたオールドメディアや左巻きはとんだ勘違いをしたのですが、彼らが自らの非を認める事は絶対ないでしょうね。

日本にパンダいないのを思い出しました

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 日曜写真館 ゆらゆらと回想のぼるまんじゅしゃげ | トップページ | まるで米中同盟が成ったようなさわぎです »